じょきんくん
予約していた本が用意できたと連絡があったので、早速図書館へ取りに行った。
図書館は思いのほか密状態だったので、予約していた本と追加2冊を借りて
早々に出口に向かう。
すると、入るときは気が付かなかったが、銀色の箱状の機械が二つあった。
みると、「じょきんくん」とひらがなで書いてある。
借りた本を除菌するための機械のようだ。
効果のほどは分からないけれど、ありがたい。
図書館の本や古本は苦手だ。
同様に電車のつり革や職場の共有パソコンなど、
対象は挙げればきりがないが、不特定の人が触る可能性のあるものは苦手だ。
触った後は、他の人に気付かれないように手を洗い、消毒していた。
他の人が消毒していることを見て嫌な思いになったら悪いな、
周りから潔癖症だと思われたら嫌だな、などと思っていたのだ。
この1年で変わったこと
その一つに「除菌に大義名分が立ったこと」があると思う。
変わったことはたくさんあって、多くはマイナスなことばかりだけど、
これは私にとっては良かったことかな。